夢の中のゲーム

俺は、寝ている間に見た夢の中で時々架空のビデオゲームをプレイしていることがある。多分、願望がそうさせるのだろう。
今回、数年前の夢に出たゲームが再登場するという珍しい出来事があったので、その内容を書く。

ジャンルはサイドビューのアクション、発売元はセガ。プレイヤーは近未来の特殊部隊員となって、凶悪犯罪組織に戦いを挑むというもの。世界自体は「バーチャコップ」シリーズに近いかもしれない。
見た目はかつてのセガ作品「忍」や「E−SWAT」などのグラフィックに似ており、灰色を主体とした地味目の背景だが、それら全体が現代的にブラッシュアップされている感じ。
レバーによる移動、ボタンによるジャンプと射撃を使って戦い、建物の上下階を飛び移ったり*1、伏せるなどのアクションも出来る。操作性は「ストライダー飛竜」+「サプライズアタック」*2といった感触で小気味よく操れる。変り種の要素として、銃器には残弾があり、撃ち切ると弾倉交換しなければならない。この間は隙が出来るため、それを計算に入れて立ち回る必要がある。
プレイヤーキャラが選べ、それぞれ能力が違う。小柄で軽装備の若手や一般的な小銃持ち、身軽な女性隊員、武器の種類に制約のあるベテラン*3などから選択し、それぞれ性能に違いがある。
プレイヤーは原則一発死の残機制。ステージの敵はかなり巧妙に配置され、特定の敵を狙おうとすると別の敵が邪魔になるような嫌らしい配置も見られる。それらをどんな手順で攻略するかというパターン作りがクリアの要になるようなゲーム性。
途中特殊イベントが入り、一人称視点での狙撃や階段下から投げ込まれる手榴弾を回避しつつ反撃するなどのミニゲームになる。これをクリアしないと先に進めないステージもあるし、失敗することによって先の展開が変わるステージもある。
音楽は「クラックダウン」*4風の地味ながらシブいもの。
変なことに、二人協力プレイはもちろん対戦モードまで実装されており、昔見た夢の中ではいろんなプレイヤーが多彩な遊び方をしてネットや口コミで広まり、一部のコアゲーマーに好評だった。

・・・という内容だったのさ。

*1:レバー上+ジャンプ。

*2:90年コナミ。ジャンプアクション。地味な秀作。

*3:武器は投げナイフのみ。衣装は某ハイデルンっぽいがあれよりもシブ目。スマートでシャープなオヤジキャラ。確かチームの隊長という設定。

*4:セガ・88年。トップビューのマップ内を走り回り、敵の妨害をかわしながら時限爆弾を設置していく地味なアクション。攻略が熱い。