ブラクラ

こっちじゃ放送してなくてね。しょうがないからようつべに頼むことに。しかし面白いな。三文字作画ながら出来もなかなかだ。どうやらまた「本気のマッドハウス」が観られそう。
こんだけのクオリティなんだから、堂々と地上波全国ネットで放送しろよって話なんだが。

原作との違いは偽札編の台詞「ペプシで浣腸」が「ビールで浣腸」になってる*1など細かい台詞のマイナーチェンジ、それに時系列入れ替え。あと、テレビで放送できない(っぽい)台詞は伏せられているので、ちゃんとしたものはDVD買えって話になる。実際伏せられてる単語なんざクソだのSMだの勃つだのなんて程度なんだが、何しろ元がひどく暴力的な内容だから自主規制でもしたんだろうと思う。
時系列については偽札編が日本編の前になっており、そのせいで偽札編冒頭のエダとレヴィの会話の「ロックがレヴィとヤッたかどうか」の件の意味合いに微妙な差があるように感じる。原作ではレヴィとロックが二人で日本に行ったことが前提になってる会話なので、その辺がな。ま、物語上違和感があるわけでなし、別にケチつけるほどのもんじゃない。

偽札編

ゲストキャスト、ぶっちゃけロットンが思いっきりシリウスアクエリオンで噴いた。杉田智和持ってくるかそこで(笑
ジェーンに長沢美樹。その発想はなかった(笑)大変可愛い。元から味のあるキャラだったが。
原作既読で観たんで話の筋は一通り知っているが、実際動くとまた違う味がある。それにしても偽札編の頭の悪さはたまらんものがある。そのへんは単行本6巻の話のときに、改めて。

日本編

双子編と並ぶ傑作エピソードなんだが、桑島法子@雪緒はちと微妙。台詞が軽い。
銀次に梁田清之。その発想もなかった(笑)だがしかし、こっちはとても「らしい」。アーデンダークでショーグン・ミフネの中の人で、ドスの効きっぷりには定評もある。なかなかいいキャスティングだ。
高木渉@チャカが最高にいい(笑)声がハマりすぎ。
個人的にチャカというキャラは「あーいるいるこういう奴!ケツの穴溶接して脳天に新品のケツ穴こさえてやりたくなるよなー」って具合にリアルな印象を受けるんでねー。実際こういう奴いるさ、そのへんに。
抜粋で観たが、ちゃんと両手斬り落とされて失血溺死ってのも原作通り。原作通りだからいいってわけじゃないが、何しろあの容赦のなさ、非情さが作品のウリの一つだからね、それを生ぬるい修正で隠さず忠実に再現してくれるスタッフはいい仕事をしている。
原作になかった追加エピソードとして、バラライカ率いるホテルモスクワの「遊撃隊(ヴィソトニキ)」結成までの出来事が描かれるが、さすがに少女時代のバラライカ姐さんの声も小山女史ってのはちと無理が(笑

とりあえず後で日本編の残りも観るとしよう。でもよ、なんでこれ全国ネットじゃないんだ?あのクソガンダムSEEDも竹田プロデューサーものも全国区で流してんのに、一番ホットなもんがこの扱い。泣けてくるんで蟹と戯れてきたくなるな。

ま、とにかく浪川大輔@ロックだ。うたわれるものらじおファン的にはnmkw。やっぱアレか?ロックの声もCGか?(笑

*1:そこに注目する俺も俺だが。ペプシがビールに変えられた理由くらいは想像つくがね。