毎度おなじみデス種

アバン長いよ・・・
Aパートのキャラ作画はいったい・・・?とりあえず、ちょい役でミリアリア。何しに来たのか。ちょい役といえばもう一人、西川ハイネもいたな。

ミーアのももいろザクさん、登場。どうやらミーアのステージ代わりのようですね。コクピットには彼女が乗った手を動かすパイロットの姿が。なるほど、そういうことかい。で、やってることは基地でライヴ。正直笑った。あまりのバカっぽさにね。また「L・O・V・E!」やってるしさ。あとね、アーサーまでいっしょになって喜んでるのはどうにかならないか?
そりゃ従軍慰安は必要だとは思うよ。でも、俺がザフト兵だったら軍辞めるわ。どうよ、俺に同意してくれる人いる?
アスランを取り合うホーク姉妹の姿があまりにもはしたなく見える。醜いよ、まったく・・・。

それを覗きに来ているネオ常夏トリオ。ステラが白痴っぽいや。ニダ公がさわやか美少年、そしてハードボイルドなオクレ。オクレはともかくニダは・・・ねぇ。

デュランダル議長とレイってどういう関係なんだろう?なんか久々に会ったとはいえ、顔を赤らめて抱きつくのはなんなんだろう?と思ったら、シンまで顔を赤くしてますよ?議長はジャニー某みたいなもんなのか?
その議長が戦争の仕組みを講釈する。人はガンダムで儲かるとわかると、ガンダムを続けたくなる。つまり、種が続いているのは、ガンダムをやればお金が儲かる人がいるからなんだよ。今回のシリーズ、この「デス種」も、裏にはバンダイがいる。そういうことを表現したある種のメタフィクションなわけだ。試しに議長のナレーションの該当部分の単語を差し替えてみるといい。
・・・え?俺なんかオカシイこと言った?
しかし、戦争の根源であるとか、そういうものについて語られるべきなのに、ずいぶんとまぁ陳腐なところに落ち着いたものだね。しかも、本来の種世界のバックボーン、戦争の元々の根源であるナチュラルvsコーディネイターという構図もすっかり忘れられ、物事の責任をロゴスに一方的に押しつけてしまうという乱暴ぶり。いいのか?

まぁそりゃ「エリア88」では神崎が兵器商人組織「プロジェクト4」を掌握し、世界中の紛争を経済制御することで世界を支配することを狙ってたさ。でもあれは「己の野心で世界を焼き尽くそうとする男」というテーマを背負った神崎のキャラがしっかりしていたから全然問題ない。そもそもアレは「非戦」だのなんだのなんてテーマの話じゃなく、「戦争の巨大な渦に巻き込まれた人々の群像劇」だから、方向性そのものが違うだろう。戦争の原因ももちろん違う。同じなのは固有名詞として「アスラン」があること・・・あ、主人公が「シン」なのも同じか。

まさかとは思うが、制作側は一人前に軍事産業批判でもしてるつもりなのだろうか。もしそうなら笑い話にすらならないのだが。戦争はそんな簡単なもんじゃないしな。これを鵜呑みにして何かわかった風なことを言い出す奴が現れるのかね。毎日放送サンライズはとりあえず三菱、あとミネベアあたりに謝れよと。

来週は・・・前作のバンクを使った再編集か?