デス種を検分

手首ねぇ。ったく、一発目からやってくれる。
OP。キザなつもりの敬礼がすべってるよ、シン・アスカ
しかし裸満載だな。ただ、構図、演出など前作の初期OPと変わらないのはどうなんだろう。最後のほうにフリーダムが。おやぁ?

カガリがオーブ代表というのはどうなのか。成長してないなぁ。デュランダルには割と褒められている(リップサービスだろうが)んだが、その扱いで思い出したのが戦国武将。未来社会、しかもあれだけの戦争のある時代の人間が、中世並に退化した精神性で生きるのはいかがなものか。ついでに、オーブの民衆の立場が本当にないな、カガリvsデュランダルの会話を見ると。
ステラとシンの出会いは胸お触り。まるで萌えアニメだ。あとアスラン、そのゴーグルはいったい・・・目からビームでも漏れるのか?

アイキャッチがイヤすぎる・・・バカみたいだ。

ガンダム強奪。プロの兵士というよりは・・・って感じだな。基本的にリアリズム寄り(程度は知れているが)の世界構築とのバランスがちぐはぐ。服飾センスにいたっては・・・いや、皆までは言わぬ。
マトリックスガン=カタな新常夏、そして奇声をあげてナイフで暴れるステラ。
だがしかし、奇声っぷりも見てくれもシャシャには遠く及ばないだろう。あっちの方が(略

逃げ回るアスランカガリアスランがディカプリオに見えるのは日本語版「タイタニック」(石田彰が声をアテている)を知っているからだろうか。でも、どういう状況であれオーブの代表がザフトを助けるために戦いに赴くのはいろいろとマズイ気がする。
ザクはいい動きをするのだがな。

インパルス登場。待て、その合体に意味は?それと、状況を考えるとソード装備は明らかに不利。指揮官は無能か・・・

EDも前作と同じとは・・・ラクス二人。クローンだという話だが・・・まずくない?それに二人出てくるというのがもう・・・
ラクスって生理的に受け付けないんだが。

ガンプラCMは寒かったが、フレッツのCMはネタとして最高でした。うまい。
CMといえばPS2用「終わらない明日へ」のCM。あの曲に乗せて小野坂昌也のナレーションでやられるとなんとなく種を許したくなる。アストレイマジックだわ。

第1話ということで作画もがんばっているし、よく動く。さて、このクオリティがいつまで続くか見物だ。
だが他はなんだかちぐはぐで、不思議宇宙としか思えないような。
それにしてもカガリデュランダルに要求した案件、前作の世界の状態を考えると「よくそんなことを言えた物だ」と。

音楽。そうか、佐橋氏は監督のバカな要求にまじめに応えたか。大人だな。だがしかし、監督あたりがガンダム起動シーンで流れたあの音楽を「クラシックとロックの融合云々」などともっともらしい口を叩いたら鼻で笑う用意はしてある。それとも、佐橋氏はそれを見越して皮肉を隠しておいた・・・のか?(佐橋氏はできる人だし)どっちにせよ音楽は耳に残るもんじゃなかった。
もしスタッフや身近な種厨がそんなことを言い出したら、「イングヴェイ・マルムスティーンあたりを聴いて来い。話はそれからだ」と言ってやれ。

うーん・・・真面目に観るほどツッコみどころ満載だ。なんかOP、EDに魔乳や虎がいるぞ?
鈴村健一って、叫ぶと剣崎みたいだね。次週は17時から。

追記:冒頭、あの状況下で携帯電話を拾いに行くというのはいささか悠長にすぎるのではないか・・・というツッコミをしてはいけないのでしょうか。