「北斗の拳 世紀末救世主伝説」

知る人ぞ知る「北斗ゲームのひとつの完成形」。
・・・剣の人が俺様によこしてきました。とりあえずやって笑えということらしい。俺も一応基本的な知識はあるし、ちょうどいいからと試すことにした。一部好事家に評判という情報もあったしな。

OP。PSの荒いポリゴンで再現されるあのオープニング。
「♪YouはShock!!」
たまりません。(どーでもいいことだが、この歌詞凄くいいセンスしてるよなー。「北斗」の看板になってるもんなー)

本編。まぁアクションゲームとしてはフツーですかね。でも一部雑魚に対して仕掛けられる「リアルタイムあべしシステム」はやっててかなり笑えます。自分の手で敵をあべしさせられるという快感!北斗フリークにはたまらないおいしさだな。あの「あべし」「ひでぶ」ってのは何かを言いかけてるうちにくたばっている様子を表現した物だった(原作者もそういう意味合いのコメントを残している)んだが、ゲームでも攻撃を入れるタイミングによって相手の台詞がどのあたりで「中断」されるかが変わるという「わかってる」作り。いろんな台詞がことごとく崩壊するあたりに「北斗イズム」を見た。

とりあえず本編は1章をクリア。途中端折ったエピソードもあるが、それはまぁいい。自前でハート様を殺れるというのはアツ過ぎる。
まぁじっくりやってみよう。なお、今回は例の遊べるシステム「世紀末シアター」については割愛。アレについて語りだしたらきりがないですし。剣の人はご丁寧にメモリーカードもよこしてくれて、いくつかの作例を見ることが出来たのだが、もうなんというかアレだ。俺は「ファティマZのいかがわしいテープ」などのいわゆるMADテープ物を知っている人間なので、この手のネタコラージュには反応してしまう。それを自作して遊べる、しかもよりによって「北斗の拳」でとなれば、これを見逃す手はないはずだ。

「いかテー」ファンとして外せない台詞はやはりシンの「俺を愛していると言ってみろ」だな(笑