デス種#47

アバン長すぎというのが何を意味するのかはツッコんじゃダメなのかね。ってちょっと待て、ドム3人衆のあの姐さん、ザフトレッドなのか?
今週も手抜きしているぞ、デス種
ミーアダイアリー。*1いや、戦時中にあののーてんきは凄いや。今週はミーアオンリー総集編なわけですが、それでいいのかしら。もうすぐラストなのに。それ以前に人の物を勝手に読むその神経が分からない。手荷物にしてもむやみに開いていいのかどうか。モラルもマナーもないのな。
それにしても、初めのころのデス種って普通にアホな内容だったなぁ。

あれ?なんでハイネやらアウルやらが?と思ったら、デュランダルとミーアの演説の話か。あのあたりの話をミーア視点で、という事だろう。俺もミーアの台詞に納得出来る。あの視点、立場でなら、世界がああいう風に見えるのは当然だ。アスランがオカシイと言い出す理由も分かる。
思うに、あの時アスランが言ったような「用のない人間は殺してしまう」という話、果たして本当かどうか。アスランの妄想ではないのかとたまに思う。

それにしても何故ラクスが泣いているのかが分からない。キラとアスランのやりとりも、一見正しいように見えるが、最初からミーアのやってる事を認めず「あれは偽者だ」と言っていたら、プラントの世相はもっと混乱していたんじゃないかという気もする。それを頭に入れていない連中はいったい何だろうね。

デスティニープランを公表するデュランダル。その演説ですが、抽象的すぎないか?実際何をどうしようというものなのかとか、論点がボヤけていてピンと来ない。そして、そんな彼の姿を鬼の形相で見つめるラクス。悪人っぽいなぁ。
脚本は・・・両澤千晶単独脚本か。なんか一人で書くと質・量ともに全然ないな。もっと密度のあるホンは書けないのだろうか。

挿入歌の作曲の人、もしやZレプリカ版「ナイトストライカー」のアレンジャーの人じゃないのか?*2

ミーアについて考えてみる

要するに「本人いないし私が今までちゃんとやって来たじゃないのー」って話。
ラクスの立場を演じる、そのアイデンティティ*3を失うという事は、自分の価値がなくなるという事。今の彼女にとっては自分そのものを失うと同じだし、事実上死に等しい。
そりゃあ必死にもなるわ。

自分の置かれた立場で最善を尽くしても救われない、その「どうにもならなさ」こそ「戦乱の渦に呑まれた人の姿」ではないのだろうか。こんなオイシイネタをお粗末に描写してしまうとはもったいない。

アンチミーアの人は「安易な依存でありラクスを模倣する罪でもある」とか平然と言い放つだろう。愚かな人間が死ぬ間際に神聖なるラクスに救済されたのだとね。
それはちょっと違うと思うんだがなぁ。

ちなみに、ラクスとミーアの違いを分かりやすく言うと「表情が生きているかどうか」。生き生きしてるほうがミーア、死んでるほうがラクス。偽者のほうが生気にあふれているってのも皮肉な話だよな。

追記

ミーアの死体はどこに持っていかれるのだろう。下手に人目についたら「アークエンジェル一味、ラクス・クラインを暗殺!」って今朝のニュースで大騒ぎになるんじゃないのか?

で、それからどうしたの?

早々にビデオテープを入れ替えて「超星艦隊セイザーX」の放送開始予告など観てました。

*1:・・・と書いてみて、アンネフランクダイアリー→「焚書はお手の物」ってネタを思い出してしまった。雑君保プなんて今時誰が知ってるのやら。ほらほら悲しんでる暇なんてないよー。

*2:いや、Zレプリカのナイストは良かったぞ。

*3:レゾンデートルと言ったほうがいいか?