進藤尚美@藤乃静留

しかし、あのカガリの中の人がこんな壮絶な役を演じているのも予想外だったが、そのなんとも言えない声色には驚く。
やや高めの澄んだ声で語りかける柔らかい感じの台詞や低く艶のある声で情念を感じさせる話し方、果てはドスの効いた怒りっぷり(「ぎゃあぎゃあやかましいわ」とかな)まで聴きどころ満載である。なんというか、西洋的グラマラスなイメージではなく、日本的な情念と艶っぽさからくる色気を感じるキャラに仕上がっている。ネイティヴ仕込みの京都弁*1と相まって、背筋に来る味わいを醸し出していると思うがいかがか?
というわけで、「グッジョブ、シンディ!」と言っておこう。

*1:進藤尚美氏は京都府出身。