種。名はその存在を(以下略

というわけで、浦木さんとのやりとりでイージスガンダムの話が出たので、イージス・・・

イージス(Aegis)とは、オリュンポス神族の一員である知恵と戦の神アテナが持っている盾のこと。もちろん神の世界の盾なわけだが、そんな名前を持っているメカというとやはり「鉄壁の防御」とか「特殊な防御機構搭載」というイメージであるべきなのではないかと思う。
だが、実際のイージスガンダムは、巨大な爪メカへの変形機構を持った高速高機動モビルスーツということになっていて、俺はこのネーミングに大いに疑問を持っている。
(余談だが「ファフナー」に登場するファフナー・マークフュンフの装備は「イージス」だが、これは正面方向に強力な防御フィールドを展開するシステムである。「イージス」の名に相応しいといえる)

そんなわけで、種関係の文芸担当は今後猛省していただかねばなるまい・・・と思ってたが、なんというかデス種も微妙なネーミングが見え隠れしてますよ・・・
「名はその存在を表す」とはデュランダル議長の弁だが、このネーミングを見てしまうと説得力がなくなる。

ところで、現在主人公(らしくない主人公ではあるが)一行が乗る艦・ミネルバだが、これの搭載火器のネーミングも結構アレである。トリスタンにイゾルデ、陽電子砲はよりによってタンホイザー。・・・はまぁいいけど、ミサイルが「パルシファル」なのはグラディス艦長(無能艦長2号)の副官アーサー・トラインにかかっていくのか?だとしたらそのうち搭載兵器に「ランスロット」が?

そのアーサーがどうしようもないヘタレなのも問題だがね。声は高橋広樹・・・KKの中の人か。そりゃヘタレるわ。