旅日記。

  • 滝川駅前、午前8時過ぎ:朝食を摂りに店を探す途中、商店街のスポーツ用品店のシャッターをあけて学生服姿のゴツい少年が出てくるのを見かけ、そのあまりにベタな光景にしばし笑ってしまう。古いホームドラマでも観ているような、そういう心境。面白かったわ〜。札幌じゃあまり見ない光景だしな。
  • 平岸駅、午前10時:札幌市豊平区ではない。つーか芦別の手前らしいよ。
  • 富良野駅、同10時45分頃:初めて来たんじゃないかと。降りないけどね。田中邦衛は?(爆
  • 落合駅、午後12時過ぎ:落合などという地名は初耳。道東には俺の知らない領域があるなぁ。
  • 御影駅、午後13時10分頃:ネタ臭い駅名。ホームで写真撮影。
  • 帯広駅、午後13時50分頃:昔の仕事仲間の一人にここの出身の奴がいる。確か地元で仕事を探すとか言ってたような。初めて見たけど、結構いいところじゃないか?
  • 常豊駅通過、午後15時10分頃:え?何この駅・・・何もない山間にある未舗装の道のそばに駅と信号所(という小さな建物)だけがある謎の駅。誰が使うわけでもなく、そもそも停車しない。降りても山だけ。民家らしきものはあるように見えるものの・・・「SIREN」の世界のようなおかしな場所。少し先に、山か何かをはさんで舗装路があるが、どうなんだろう。
  • 上厚内駅、午後15時40分頃:4分停車。15mほどそばに舗装路。そこに立て看板。JR上厚内駅までの距離、300m。・・・300m!?発車直後、路肩に立て看板。上厚内墓地入口。いきなり不穏な空気に。
  • 厚内駅発車、午後15時55分頃:不意に、海が見えた。とうとうここまで来たか。そばに舗装路があるがどうやら整備中らしい。ガードレールもなく、少し逸れただけで砂浜に飛び込むのではないかと。波打ち際に舗装路があるあたり、遂に釧路方面だと実感。「風雨来記」の世界だこれ。でも、確か記憶に間違いがなければさっきまで道央にいたんじゃなかったか。・・・どういう路線なんだよ根室本線ってのは。
  • 直別駅、午後16時頃:かわいいログハウス風の小屋と丸太組みの看板しかないのに対向車線と合わせて二つのホームがある(すれ違い可能な)駅。かわいいのはわかるがそばに道路しかないよ(笑
  • 尺別駅、午後16時過ぎ:6分停車。民家があるのはわかった。でもこれ廃墟だったりしないか?と思って見回す。真ん中が沈下気味のトタン屋根の建物が目の前にありますが、あなたはそこにいますか?(違)ぼちぼち夕刻、空に月。水平線の彼方からなんか来そうなんだけど。来ないけど。
  • 古瀬駅、午後16時30分過ぎ:舗装もされていないどころか草木が生え放題の山道。その踏切のすぐそばにホームだけが存在する駅。常豊駅と互角の勝負ができる奇怪な駅。しかも朝7時台と昼過ぎに上り下り合わせて7本しか停車しない。周囲は森のほかに何も見えない。ホラーか。次は白糠。
  • 古瀬駅発車、午後16時45分頃:進行方向右の道で軽自動車とすれ違う。ほどなく自動車整備工場らしき建物やパチンコ屋などが見えてきた。人里である。ほどなく白糠駅に到着。あっけないな。
  • 大楽毛駅、午後17時過ぎ:「おおらくげ」ではなく「おたのしけ」である。直前の庶路(しょろ)といいひどくマニアックな名前が続く。釧路まであとわずか。
  • 釧路駅、午後17時23分:到着するも、利用予定のホテルを探し当てるのに30分かかってしまった。不覚。
  • ホテルANNEX、午後18時:朝食つきカプセルで2500円というのは破格のプライスといえる。そんなわけで、今日の宿はここだ。