俺はゲームマニア

確かこの日記はゲームマニアでミクロマンヲタの葉月たんの日記だったはずだが、このごろ微妙にアニヲタ色が濃くなってきている。まぁそれもこれもゲーム関連などにろくな話がない(俺的に)からなんだけどね。本当なら今年くらいに「レイディアント シルバーガン3(仮)」が出ているはずだったんだが、中止とかで。採算取れんのかな。ってことはつまりアレですね、やり込んで攻略法を構築して進めるといういかにもゲームらしいゲームが主流という時代が既に終わってるということを自覚しろってことなんだろうな。

ビデオゲームってなんでしたっけね、スクウェアさん(あえてスクエニとは言わない)にSNK(あえてプレイモアとは言わない)よ。

たとえばキャラに萌えるためだけとか、わかりやすい瞬間的娯楽だけのためにゲームに金を払う人が増加すると、それが商売として成立するからその路線に力を割く。一つのことに投入できる力というのは予算などの関係もあって制限されるから、できあがるものは遊ぶのに適さないものになる。でも萌え要素やグラフィックなど表層的要素で売れるから問題はないとされる。
が、その弊害として「遊ぶためのゲームを創る/造るノウハウが次の世代に残らない」という現象が起こる。その結果が今の業界の状況だ。
本来の主流を蹴散らしてまで幅を効かせてきたそういう勢力がもたらしたもの、その結果がこの有様だ。
そりゃ萌えだのなんだのに特化した作品づくりもいいけど、そういうのはあくまで傍流。それにゲームがそういうものをメインの売りにしてしまったら、ゲームって何よ?


そう思わない人の方が多いってことはわかってるし、そういう時代なのも承知している。が、イライラするんだよはっきり言って。
ゲームだろ?キャラばっか語ってないで攻略の話でもしてみろよとか思うよ。ここ10年はずっとそんな感じだな。
ゲーセンで初心者だから対戦でボコにされたとか熟練に変な目で見られるとか言う人がいるけど、ゲーセンが初心者に厳しいのは当たり前というのと半分は被害妄想ですよそれは。
初代バーチャロンでライデン使ってて変な目で見られたという人がいたけど、半分は変な目で見るチャロナーの閉鎖的体質のせい、半分はメカデザインだけ見てゲームの基礎をちゃんと学んでない本人の責任。チャロンだけに前者が関係するのはもうどうにもならんのだが(俺がチャロン嫌い?になったのはこれが大きい・・・札幌は特別ひどい地域の一つ)それにしてもゲームなめ過ぎだと思った。ちゃんと基本動作くらい履修しておけばよいものを・・・


わかりやすい例もあるので書いてみる。
これはもう隠す理由もないから書くけど、「ウルフファング」での俺の視点もそんな感じである。はっきり言ってもの凄く冷酷です。なんでかというと、アーケードで出回った91年末〜92年ごろってのは「ストII」真っ盛りで、あのころ見向きもしなかった奴やら中途半端にしか知らなかった奴がわかった風に語るのがもう我慢ならないのだ。お前たちに狼牙の何がわかるのかと。
狼牙にはもの凄く使いやすい機体がある反面完全にベテラン専用の機体も存在(恐ろしいことに、比較的扱いやすいパーツの機体の中にも上級者向け機体が普通に存在する:隼鷹とか)していて、世間にはその中の使いやすい機体で、なおかつせいぜい難易度の低いコースを済ませた程度(良くてノーマルのAコースをかろうじてクリアする程度)で「ウルフファングならバッチリ知ってるぜアハーン」などとのたまう輩が後を絶たなかったのだ。そういう輩はたいてい俺の話を聞くとバケモノ扱いするか笑うかのどちらかなんだから始末に負えない。

そも狼牙を知らない人間が俺に何を語ろうと?閻魔(36式:フレイム+ソード+2脚)や紫電(51式:エレクトリッガー+ソード+2脚)でノーマルのフルングニル葬るくらい別にどうにでもなるんですけど。

そんな経験もしてるからなおさら一見さんには冷たい筆者なわけですよ。わからんなら謙虚にしろよと。
いや、キャラから入ってきても全然問題ないんだけど、それでもそのキャラを使いこなして戦い方を見出して行くとか、そういう成長をしようよと。別に最強を狙う必要はないにせよ、人並みに戦えるようになってみせろって話だよな。ゲームというフィールドがそれができない人間に冷たいとしても、それは当たり前のこと。殺人段幕を避けろとかそこまでは言わないけどね・・・
「ウルフファング」で言えばせめて自分の愛機で狼牙モードくらいはやっておいて欲しいような気もするし。それでようやく自分の愛機についていっちょまえに語れるくらいだろうよ。(筆者はその程度の条件なら満たしてますんでご安心を)


それ以前にそうやって遊べるゲームが少ないのが問題ではあるのですが。
ゲームメーカーさんもこれからはそういう作品作りを心がけてくれないもんかなぁ。