とりとめもなく特撮雑感ノンストップ。

あ、今週はアテネ五輪関係でブレイドお休みなのね。
どうでもいいが劇場版のグレイブ役の黒田氏、微妙に冴えないのは仕様ですか。それとも・・・引き立て役ということか?まるでネオジェットマンだな、と言うとネオジェットマンに失礼だが。
ところで、今こうやって文を書いて気づいたが、「ジェットマン」って一発で変換するのがどうにも気になる。「デンジマン」とか「サンバルカン」は一発変換しないのに。ちなみに「デカレンジャー」は「デカ」と「レンジャー」で別々に変換する。「バイオマン」とか「フラッシュマン」も一発では無理。なんで「ジェットマン」が?俺はATOK使用者なんだが、これを作ったジャストシステム(これも一発変換する)にファンが隠れていたりすると個人的には笑える。いや、「ジェットマン」は好きでしたし。井上敏樹は神だと思ったもんだよ(今はそうでもない、というより近年は構成能力を疑われているし・・・それでも「アギト」「ファイズ」はかなり面白く観られたのだから恐ろしい。少なくとも両澤某よりは面白いホンを書けると思う)


爆竜戦隊アバレンジャー」がいまいちだったのは、やはりアバレッド/伯亜凌駕を演じた西興一朗の芝居への熱意のなさがあちこちで露呈してしまったが故であろう。そういう意味で今年の「特捜戦隊デカレンジャー」デカレッド/赤座伴番役の裁寧龍二とは対照的といえなくもない。細かい部分の芸が光る「デカ」だが、そのいくつかは裁寧氏のアイディアによるものであるとも言われているそうだ。
実際メイキングやインタヴュー(唇を噛む)記事などを見ても演者の活気が違うのが見て取れる。今年はキャストがノリノリだしな。
最近「デカ」も微妙にテンションが下がってきてる気がしなくもないが、まぁまたちょくちょく傑作エピソードを見せてくれることに期待はしている。さすがに13話を超えるのは難しいだろうけどね・・・アレは「デカ」の中でも特別だもんなー。


オールドファン的にはどうなんだろうか、と新参者の俺はよく思う。やはり大川めぐみ(ゴーグルピンク/桃園ミキ役)には勝てんとかそういう話か。確かに目元のはっきりした端正なルックスだとは思うが。うちの古い知人などはやはり萩原佐代子(後の「萩原さよ子」、ダイナピンク/立花レイ役)あたりが印象に残っているようだ。ダイナマンといえばダイナレッド/弾北斗は北海道出身という設定だが、演じる沖田さとし氏は確かに北海道っぽいルックスだ(笑)変な説得力があって困るんですが。例えば「北の国から」に混じっていても違和感が全くない。「バイオマン」の阪本良介氏(レッドワン/郷史郎役)は某石原家の人っぽい雰囲気だとか、うちの知人に牧野美千子(ピンクファイブ/桂木ひかる役)に似てる人がいるがよもや本人じゃなかろうな、とか・・・雰囲気も似てるんですよ。
あの辺は観てないからなー・・・主題歌ネタくらいしか知らないのな。「♪大爆発ぅだぁ〜〜〜ダダッダー!」とかな。いいセンスしてるよな、科学戦隊。
「ゴレンジャー」は・・・覚えてるようで忘れてる。観てたはずなのに・・・
ジャッカー電撃隊」はその異様なノリで覚える曲。つっこめつっこめつっこめつっこめヘイ!ってのはどうにもアレですが、全体がかなりシブ目。
「バトルフィーバーJ」OPはなんだか覚えてるんだか覚えてないんだか。曲調が微妙に「スパイダーマン」を引きずってる気が。・・・気のせいだな。
デンジマン」はやはり曲がやたら重いせいで忘れられず。デーンジデーンジデーンジデーンジおー!と。ナックルショット食らいますよ。
サンバルカン」はOPが「大日本」になったことでも有名だが、俺は後期EDが結構好き。1たす2たす、サンバルカン串田アキラだしな。前期EDの「若さはプラズマ」ってのも凄いセンスだが。
ゴーグルファイブ」は知る人ぞ知る「ドリーム戦隊バービーファイブ」のテーマにもなった。「♪目覚めよ若き乙女たち ああ ドリーム戦隊 バービーファイブ」ってきっちりはまってるのだから凄い。あと、音的に好きな曲でもあるな。
ダイナマン」は上記の通り「♪大爆発ぅだぁーーー」に尽きる。EDの「♪夢を叶えて ダイナぁマーーーーン♪」ってコーラスも結構いい味出してるけどね。戦いの中に見せる涙は、夢見る戦士の誓いの証、らしいぜ。
バイオマン」は俺の中で最下位だったりするのだが・・・。
チェンジマン」は影山ヒロノブだな。あの歌い方が当時斬新に感じたもんだ。リズム的な面も含めポップセンスある名曲と言われているのではなかろうか。
フラッシュマン」もポップな曲調が魅力。確かにノリの良さは特筆もの。
「マスクマン」は・・・「気!気!」と全力で叫ばれると笑ってしまう。ネタじゃないのに・・・。あとマスクデザイン秀逸ね。
ライブマン」は、もう言うことないでしょ。燃え曲。青春爆発ファイヤー。青春炸裂ファイヤー。凄ぇ歌詞だ。爆発音の入れ方がアツい。
ターボレンジャー」意外といい。♪こーそくせんたいーーーーーーー(長い)でもED「♪ジグザグ青春ロード アクセル踏み込めぐっと」って数々の矛盾を秘めているよね、歌詞に。
ファイブマン」うーん・・・可もなく不可もなくといった感じ。♪1・2・3・4・5 ファイブマーーーンってそのまんまではないか。
ジェットマン」OP、EDともに秀逸!OPは爽快感あふれる曲調、EDは青春ドラマに相応しい内容。最終回EDでの曲の使われ方は感動モノ。あのラストシーンで「ジェットマン」の5人の物語は永遠のものとなった感がある。
ジュウレンジャー」OPのイントロがもの凄く長いのでTVでは丸ごとカットされているというのは有名ですね。
ダイレンジャー変拍子などというマニアックなものを持ち込んだミドルテンポの異色OP。歌いにくいのか人気がないようだが俺は好き。転身だぁ!気力だぁ!で燃えるのが通。面白かったしな。「嫌な嫌な嫌な奴」「最終拳だだだッ!!」の2話で燃えない奴はオカマ。
カクレンジャー」はタイトルセンスがすでにナイスだが、OPの歌詞に「色」を組み込んである点もいい。これもテンポは遅めだが、非常に心地よいものになっているような。EDは・・・いろいろとアレだ。
オーレンジャー」は・・・作品としては微妙だ。OPは悪くないが、初期ED候補だった名曲「虹色クリスタルスカイ」があまりにもいい曲だったので霞む(笑)次回予告にまで使われていた「虹色〜」なのに、途中から予告でも使わなくなる。なんなんだアレは。最終回は予告とEDに「虹色〜」が登場。燃えまくり。オーレはやはりあの曲でなければ。
カーレンジャー」はもうOP、EDともに散々聴いた。リアルタイムで見てたからねー。予告のメロオケVer.が最高ですな。激走戦隊は傑作です。もうね、浦沢義雄は神。そして「暴走戦隊ゾクレンジャー」は必見。だがラジエッタ役の交代は本当に困った。濱田恵(後に「濱田咲」)は可愛かったからな。
メガレンジャー」はアロンジー!じゃなくて、OPのイントロがかなりカッコイイので好き。エンディングは妙な説得力があるよな・・・。しかし松風雅也氏(メガブルー/並木瞬役、後に「Get Ride!アムドライバー」ラグナ・ラウレリアの声)の未来はある意味ここで予言されていた?いやほら、ボード乗ってるしさ(違います大佐)
ギンガマン」歌っている人があの人だってのは内緒なんだってね。♪ガンガンギギーンギンガマーン・・・って考えてみたら凄い飛ばしっぷりだな。
ゴーゴーファイブ」いや、このネーミングからしてすでに神なんだが。OPがスケールのでかい熱血系の燃え曲。かっこいいです。
タイムレンジャー」近年では最高クラスの傑作であるTRだが、OPも最強にアツイ。イントロは13拍子(!)だわ女性ヴォーカルだわで変な曲としか思えないんだが、これがかなりいい曲。イントロと言えばオルガンが響き渡る部分がナレーションとよく合っていて、雰囲気を出していたな。まぁ、いろんな意味で「オトナの戦隊」と言えなくもない。
ガオレンジャー」百獣戦隊ゴルァァァァ!!ですね。でもこれもかなりアツい曲。というか暑苦しいわ。日曜の朝がこれで始まる生活ってどうなのよ?とかたまぁに思ったり思わなかったり。しかも21世紀早々に。歌う肉弾エリートといったところか。朝起きたらボディビルダーがいるような感じ。
ハリケンジャー」♪シュシュッと参上ぅ!シュシュッと忍者じゃぁん♪って、これまた凄い歌詞。しかも曲調はアッパー系のダンスポップ風味で爽快感もあるんだよな。OPは映像的にもよかった。最後の風に舞うタイトルなどは特に。でも真にアツいのはゴウライジャー関連のBGMだったりする。
アバレンジャー」OPは凄くいいんだよなぁ・・・遠藤正明だし。ロックだし。新番組予告で使われてたメロオケVer.ではメロディをギターで弾いてたんだよな。アレは燃える。
デカレンジャー」売れてます。信じられないが売れてます。いや、いい曲だしね。日曜の朝にはちょうどいい爽やかロック。サイキックラバーって実は結構イケてるんじゃ・・・「マイクロン伝説」前期OPも俺は好きだし。あと、EDもいい曲そろえてくれてる。映像的にもなかなか面白いし。♪chu chu chu デーカデカー♪にはやられました。戦隊には珍しい萌え系エンディング。    

東映作品の言語センスは時々我々よりも先を行くことがある。特にここ10年ほどはそれが目立つ。世の中にはそれを見て「格好悪い」などと言う人がいるが、ヲタク分野内、それも古いセンスだけで物を見てないかと疑いたくなることがたまにある。うちの知人の中にいるんだけどね、そういう人が。「カクレンジャー」の時に「忍者ならカゲレンジャーとかだろ」とか言ってたしな。救急戦隊もネーミングがどうとか言ってたな。「ゴーゴーファイブ」だからいいんじゃねーか、文芸シロウトめ。「アバレンジャー」とかホント凄いネーミングセンスだと思うよ。

最近「ゴーグルファイブ」から「バイオマン」までを集めた解説本が出たようだが、この勢いで他の作品も、と思うのは贅沢っすかそーですか。しかしなんでまたその3作品なんだろう。「戦隊」の作品作りがだいぶいい感じにまとまるようになってきた時期ってことか。
もし同様の本を出すとしたら、「チェンジマン」+「フラッシュマン」で行くと売れそうな気が。80年代の戦隊のひとつの完成形だと言う話だし。
まぁゴーグルピンクにダイナピンク、初代イエローフォーと当時のファンを熱狂させたヒロインがそろっているのもこの辺だよな。最近の戦隊ヒロイン人気もある意味ではあの時代の再来と言えなくもない。長澤奈央(ハリケンブルー/野々七海役)なんかエライ人気で、レッドやイエローを食ってたし。今年も凄いだろ、冗談抜きで。木下あゆ美(デカイエロー/礼紋茉莉花役)、菊地美香(デカピンク/胡堂小梅役)に「転んだ」野郎なら日本中に唸るほどいるはずだ。というかウメコかわいいよウメコ。ちっちゃいし。150cmってあんた「こねこの人」より小さいよ。

どーでもいいがあの辺の戦隊ヒロインにもモデル出身が何人かいたそうだ。(萩原さよ子とかな)ジャスミン役の木下あゆ美あたりを見ると、今と事情はあまり変わらないんだと思う。「今のヒーローどもは・・・」などとぼやく年寄りはその辺を忘れてるのだろうか。というか忘れるな。
・・・とはいえグラビアアイドルである磯山さやか(セイザーヴィジュエル/早乙女蘭役)は反則だろーとは思うが。アレは東映じゃなく東宝だがね。

ビデオテープを引っぱり出して見たら「救急戦隊ゴーゴーファイブ」の中期のものが入っていたので思わず観た。次男・ゴーブルー/流水(ながれ)の開発した新武器・ゴーブラスターが登場する「胸騒ぎの星空」や新型メカ・ビクトリーマーズ登場の「脱出!暗黒惑星」など名編多し。しかしこれ、長男のゴーレッド/纏(まとい)がカッコ良すぎるわ。ややべらんめぇ口調気味の熱血兄貴がレッド。イカす。