「ラグナロック2011」

ラグナロック壊滅までを描く最後の物語。詳細は未定。

ラグナロックと統合機関の間に接触があったことを前提にした上で、両軍の総力戦までを描く連作になる予定だったもの。
ラグナロックの目的を文字通り「世界を終わらせる」ことに設定、その上で新しい世界を築くのか、それともこれまで通りの人類世界を守るのか、という話に。
これまでの話に登場した人物が次々に登場し、最後の戦いに挑む。「エアリアルプリンセス」の飛空戦艦「天姫」は全面改装を受けて「麗牙」へと生まれ変わり、「轟牙」などの技術を応用した飛空母艦「双牙」、全長数kmの要塞戦艦「アクセプタブル・トゥルース」を中心にラグナロックの本拠地に乗り込むのが終盤の展開で、結末は大団円になる予定だった。

ずいぶんいろいろと鬱な展開を用意した覚えがある。陰謀につぐ陰謀で統合機関は内部崩壊の危機にさらされ、アルカナ社は自社の利権のために統合機関を徹底的に利用しようとしたりするなどかなり無茶苦茶な展開だ。内外に敵を多く持ち、装甲機兵隊にとっては最悪の危機となる。それをいかに乗り越えるか、という話。