「わたしのこと、愛してる?」(「レイディアント シルバーガン」より)

1994年某月、某タイトー直営店
とある友人(「レイフォース」&「メタルブラック」ラヴの06式乗り)と二人で「レイフォース」の順番待ち。そのプレイヤーは残機がなくなり終わったので、友人氏が始めようとする。が、後ろに順番待ちがいてもコンティニュー実行。とりあえず様子を見る。
しばらくして再び残機0、オーバー。しかし継続しようとするので、友人氏が順番待ちの旨をごく紳士的に告げる。「俺が今やってるだろ」と反論される。曰く「こんな難しいゲーム1コインじゃクリア出来る奴などいない・・・従ってコンティニューでエンディングを見るまで続けてもよい」この場合後ろに順番待ちがいても関係無い模様。
1秒後ツッコミを入れる筆者。「俺、1コインでクリア出来るんだけど・・・」

問題の本質からはズレてしまうが、ともかく彼は去り、友人氏は今だクリアを見ぬ「レイフォース」を始めた。

2003年初夏頃、某ゲーセン深部
ボーダーダウン」をやるためにミルクティーと硬貨を手に筐体に接近する筆者。台には格闘ゲームの対戦を見学する客。張り紙によれば、ゲームをやらないプレイヤーの着席は遠慮するようにというのが店の希望である。その日はそれなりに客がいたので、それは励行されるべきかと思っていた。しかし彼は目の前に「ボーダーダウン」をプレイする客が居てなお微動だにしないので、目の前で待ってみた。
数刻の後苦情。「やるならやるとはっきり言え」とのこと。ここは君たちの観客席だったのか。

ともあれ「ボーダーダウン」を始める。

そういえばここでは同じように格闘ゲームの観客席として「メタルブラック」や「ウルフファング」の席が使われていたな。そのための台と認識されていたか。
目の前にいかにもやりたそうな人間がいても平然と無視する客があまりにも多くいるため、遂にはその肩ごしにコインを投入することも辞さない。コインが投入され、クレジット音が鳴ってなおそれを察知しない人がいるのだから笑うしかない。

1993年ごろ、仙台市某ゲーセン
06式乗りと「侍魂」ファンの間であったやり取りの関係。06式氏曰く「ゲームはホストクラブじゃないんですよ」氏の持ちキャラは女性ファンも多い橘右京。女性ファンに「私の右京さまに手を触れないで」と苦情を言われる。苦情を言う側は自分ではプレイしない。06式氏、相変わらず戦って勝つ。

1993年ごろ、札幌市各地
「私の右京さまがー」「私の覇王丸さまがー」「私のガルフォードーーー」「俺のナコルルがー」「シャルロットさまー」

・・・全員まとめてもず落としで撃破する筆者。御託を並べる暇で練習しろという顔をする。顔だけね。

2000年ごろ、札幌市内某所
ツインビーヤッホー!!」サントラは名盤であるが、その理由が某声優の歌うテーマソングだけにあると思われがちなので、全部一通り聴くことを推奨する筆者。「貴様、侮辱する気か!?」・・・7歳下の代アニ生に言われてみる筆者。
でも、そのテーマソングだけならシングルで出てるんだけど。もしかして、サントラの存在意義否定完了?

1面テーマ「TwinFlight」が好きな俺はどうすりゃいいんですかママン!?とか思った。

嫌いじゃないんだけどなぁ、國府田さんは。

2001年ごろ、全国の書店
アルカディア」誌のSNK倒産関連記事によると、あのメーカーは「ゲームキャラのファンになるという新しい『遊び』を提示した」メーカーだったそうだ。
とりあえず・・・ウソは良くない。色々な意味で。

2004年ごろ、埼玉県某所
「私はあなたのことが知りたい、ゲーム好きの気持ちもわかりたい、けどやり込むとかそういうのはイヤなの!」
・・・もはや語ることは何も無い。

2004年春、仙台
バトギ、狼牙、味噌田楽。楽しいオフであった。

1995年冬、某ナムコ直営店
どういうわけか「ウルフファング」にインカムが集まる。店員氏曰く「君がやってるから珍しくてみんなやりだしてたらしい」
筆者でも伝説になれるということか。

数年前、札幌市某所
「俺はちょっとマイナー志向でな」・・・というあんたの好きなゲームは「ストII」であり「スーパーロボット大戦」であり「バーチャファイター」なんだよな。出来ればエロゲー好きなくせにキャラ萌えを否定するのはやめてくれないか?
格闘ゲームを散々プレイしている割に、俺に勝ち越せないのはどういうことですか?

現在、札幌市
気力と財力の不足でゲーセン行きを断念する筆者。復帰はまだ先になる。

以上全て実話。