ベータミゼット・・・

ベータミゼット」自体については、はてなのキーワードにあるから、詳細は参照していただくとして・・・
ミゼットの新作は、これまでの発売元であるバンダイではなく、企画者・江成氏自身が個人で金型を保有・リリースしようと恐ろしいことを言い出している。江成氏、ミゼットの企画と心中でもするってのか?
正直、氏のミゼットに対する愛と執念には感心するし、製品として送り出されたものも最初期の不良こそあれなかなかに魅力的で、俺もリリースされたものは一通り買ってきているくらい好きなもののひとつだ。シリーズ1は割と無難な内容だったが、シリーズ2なんかはかなりインパクトのある内容だったし、シリーズ3が出たときにはファンが騒然となったものだ。
少なくとも売れ行きは決して悪いものじゃないはずだ。というか音速で売れたはず。特に2.5〜3は。だが、現在次のリリース予定はない。
再度の生産をしないバンダイのせい、というのがやはり最大の原因か。そしていつまでも動かないメーカーに苛立つファン一同。
バンダイが動かないのは、やはりミゼットに回すラインで戦隊やライダーのアイテムを生産し、販売したいからだろう。そんなことは誰にでも想像できることだ。なにしろあそこは商売がしたい。企業だから当たり前だが、それにしても野心のかけらもない商売をしているものだとは思うが、それでも経営する側としてはやむなしだろう。

パームトップサイズの可動フィギュアというくくりで見た場合、トミーは海外からの輸入モノである「スティックファス」(これはこれでなかなかのスグレモノ)、タカラはご存知「ミクロマン」を展開している。両方とも基本的にはノンメディア展開で進行中だが、それぞれ魅力的なウリがある。バンダイはこれにぶつける競合商品を自ら捨てたことになる。商売の話になってしまっているが、現実に買い手が居るにもかかわらず捨てにかかっているというのは、長期的に見るとメーカー・ユーザー、お互いのためにならないのではなかろうか。

そして、バンダイとは独自に企画者が動きだした。次の一手は、果たして・・・?