昔の曲ネタ

「Early Warning」from「ツインイーグル

直訳すると「早期警戒」だろうか。
セタの古いアーケードゲームツインイーグル」の中で使われていた曲なのだが、これは1989年にデータムポリスターから発売されたセタ作品のアルバムにこの曲の完全な形「EarlyWarning」が入っている。

ちょっと古い感じのするハードロックで切実すぎる歌詞が結構良かったのだが、昨夜の夢にこの曲が出てきたときには何事かと思った。
サビの「♪Wow!Wow!Wow!I’ve Gonna Break You Down〜♪The Table Turned Around・・・You’ll See・・・♪朝も昼も夜も次もGo Fight!♪」などは未だにソラで歌えるし、多分ほとんど歌詞を丸暗記してた覚えがある。実際、思い出して仕事中に歌っていたことも何度かあった。(それもかなり最近)

とはいえ。
夢の中では、誰だかがカラオケで歌っていて(そもそもこの曲がカラオケにあるところからして夢なのだが)しかも歌詞をことごとく間違えているのに少々むかついてマイクの音量で相手を圧倒するような魂のシャウト&熱唱を聴かせるという、自分のやってることとは思えない夢だったのはなんででしょうかね。

よほど腹に据えかねたのでしょう。
聴きたくなって倉庫(笑)をひっくり返しにいったが見当たらず。持ってるんだがどこに仕舞ったんだろう。代わりに出てきたのがコナミのX68k用ソフトのMIDIサウンド関係のテープという(笑

「出たな!!TwinBee」のこと

1991年コナミ。「ツインビー」シリーズ、業務用第2作。個人的に好きな曲がちらほら。
上に書いたようにX68k用音源を聴いた後、何か面白くなかったので原曲を聴いてみた。それで思ったんだが、何でもいい音源の方が良いとは限らないんじゃないかと思うのだ。
オリジナルの「出たBee」の曲はオケヒットがズギャンズギャンとうるさく、ある意味とても賑やかなのが特徴なのだが、曲自体がそういう音を鳴らすことを想定して書かれている印象があって、そういう「賑やかさ」をなくしたX68kのMIDI版は明らかに印象の薄いサウンドになっているように感じるのだが。
俺の中で超名曲扱いのオープニングはまだいい方*1なのだが、これがネームエントリーになると音の少なさの寂しいのなんのって(笑
原曲はシンセドラムは鳴るわオケヒはバンバン鳴るわ鈴はシャンシャンいうわでかなり耳に痛い音色が満載のように思えるが、意外にもこれが独特の調和を見せている。楽しい気分というものをきちんと最後まで音で聴かせる、良いアレンジなのだ。このドンチャン分がX68k版にはない。おかげで平坦な音に成り下がっているのが残念なのだ。

多分「出たBee」の曲はアーケード版の音源で鳴らすことを想定し、あれらの音色に特化したアレンジがなされているものだったのだと思う。そりゃあ演奏する楽器の編成がほぼ総入れ替えに近いことになれば曲の性格も変わるだろうなぁ。
やはり音楽にはそれぞれ相応しい音色というものがあるのだ。

確か「A−JAX」も同じ音源のがあるんだっけ?あのゲームの曲は「出たBee」以上に熱心なファンがいるだろうから*2、「出たBee」並みにマイルド化されてたら暴動が起こるだろうなぁ、と思う。それこそ原曲の方のボステーマ「MeltDown」*3をBGMに凄い勢いでフルボッコにされるに違いない。

なんて言ってたら「ファランクス」の音源が出てきて噴いた。ちゃーらっちゃー。あとニチブツも。

どうでもいいですが

ニチブツの音楽担当者の吉田健志氏のテキストは素薔薇しいと思います。未だについつい文章に入れてしまいがちです、あの「痛い痛い、物を投げないでください」という怪フレーズを。
相手のツッコミを回避するのに有効なフレーズなので、是非。

「テラフォース」(ニチブツ・1988年)の完全サントラってないもんですかね。あれは地上の方のBGMがかなりカッコイイですよ。

地味な話をすると「制覇」(ニチブツ・年代不詳/多分脱衣麻雀)のネームエントリー「グッド・ナイト」が短いながらいい曲。

で。

まぁ、いろいろ見つからずに終わったりした。

*1:それでも出だしのゴージャスさが失われてしまっているのだが。

*2:というか俺がその「熱心なファン」(笑)アルファ版サントラを未だに探してます。

*3:コナミがいきなりはっちゃけた脅威の殺人ボステーマ。オケヒを背景にギターソロっぽい音色が緊張感溢れるフレーズを繰り広げる。熱狂度という意味でこれを超えるボステーマはあまり多くないと思うのでゲームファンは死ぬ前に一度聴く方針で。一応「ビートマニアIIDX」にミックスで入っていてかなり原曲に忠実なので要チェック。あの曲のカッコ良さは異常というかデタラメ。あまりの懐かしさに聴いてみたが今聴いても凄みのある曲。