あの頃と今

石井ぜんじ氏ってところが微妙な気が*1するが、とりあえずこんな記事が。
http://www1.odn.ne.jp/~cby91680/videogamelog/oldgame%20lgacy/youkaidoutyuki/youkaidoutyuki2.html
妖怪道中記」(1987年ナムコ)に挑んだ人々についての物語。たかがゲーム、されどゲーム。ゲーマーは、己を磨き、学ばなくては成り立たない。スポーツなどと同じで、己の技量を極め、目標を達成することが楽しいからこそ、ゲーマーは存在し得るのだと個人的に信じている。
今年「雷牙」(テクモ)と「スプラッターハウス」(ナムコ)の1コインALLを達成したが、前者はリリース当時*2にクリア済みであり、いわばそのリハビリ。後者は、実は今の今まできちんとやりこんだ事がなかった。この年齢になり、改めてやってみて考えた。

私的壁「スプラッターハウス

スプラッターハウス」は、高校の同期が既に1コインクリアを達成しており、俺も何度かクリアしている様子を見たことがある。もちろん攻略も目にしているはずなのだが、自分では何回やっても何回やっても(エアーマン的な意味で)2面ボスまで無傷で進めず、それ以降がクリアできないという状態で、結局やらなくなってしまったという過去があった。
今年の初夏、立ち寄った店で本作を見かけたのだが、そのときに昔の同期がどうやって3面まで行ったかを思い出そうとしたのが発端だったように思う。正確には2面ボス・ポルターガイストの攻撃のうち、どうしても上手くいかないものがあったのだ。
2面ボスは目に見えない怪奇現象との戦いを描いており、部屋の上方から降ってくる落下物、跳ね回る椅子、飛んでくるナイフと続き最後に壁にかかった巨大な目玉の絵が部屋中を飛び回るというものになっている。この絵の軌道が見切れなかったというのが、2面を無傷で抜けられない原因。
忘れていたのは、絵を殴ると弾き飛ばせるということ。そして画面端に追い込むように連続で殴るとハメ殺しも出来るということ。
だが、このハメ殺しもタイミングを間違えると失敗する。
問題点は、殴ったときの打点にあった。そこで攻略を改良する。自由に飛び回る相手の高度に合わせ、跳び蹴りを交えるという方法だ。打点が高いため、画面端に飛んでいって戻ってくるとしてもしゃがんで回避できるし、反対側に行ったら連続で殴るなり、しゃがんで蹴るなりして対応できるように敵の動きをコントロールできるのだ。
完成した戦法は、アドリブで跳び蹴り・しゃがみ蹴り・パンチ連打を組み合わせるという柔軟性のある攻略法。

ここからが面白くなっていった。
3面では武器の取り/置き位置の微妙なズレを用いて2丁のショットガンを両方ボスに持っていく攻略があったことを思い出し、4面では確実にスライディングが出せず苦戦を強いられる鏡の間での戦いにおいて、ミラーリック出現と同時に半身重なってパンチ連打→跳び蹴りの3連撃を使った。
5面、6面も苦戦したが、それもやがて突破口を見出す。
最終ボスでは頭上から降って来る岩への対処が問題になったが、それについては「降って来るかどうかを確かめながら位置を修正して腕を誘導、その後本体を殴る」という調節を入れて確実なクリアを目指した。

新たな標的「ボーダーダウン

そして、夏の終わりごろから「ボーダーダウン」を少しずつやっているのだが・・・
時間に余裕がないため最終面の攻略を6Cに絞ることにした。

最近、いろんな意味で調子が出ず、プレイそのものを休んでいたが、現時点で6C最終ボスの3機のアンタレスのうち2機までを撃破している。

残り1機。情報を集め、自分の技術と合わせて、俺自身が「出来る」ようになる無意識下の整理*3がそろそろ出来上がっている頃だろうと思う。

そろそろクリア出さないと、いろいろマズイんですが(笑

*1:人づてに聞いたがあまり良くない評判があったとか、なんとか・・・あんまり信じたくないんだが。

*2:1991年。

*3:自分ではこれを「脳内統合」と呼んでいるが(笑