オーバークール

寒い。寒すぎて身体のエンジンがかからない。だがしかし俺にも労働傭兵*1としての意地がある。
今日は梱包・開梱スタッフの女性6名+荷物運搬2名(俺を含む)+指揮1名。このリーダーは先日岩内までの日帰り出張+夜遅くの残業に立ち会った方だった。
現場が全てエレベーターなしの地上3〜4階というロケーションに加え運搬メンバーが非力で、面倒な家財*2の多くを俺主導で移動させる、他チームの現場が同じマンションの同じ入り口で同業他社とバッティングするなどの危機を乗り越え、どうにか終わらせて帰ってきた。

今の俺の行く先に雪が降ることは許さんと言い放ち、自分より若い彼らの力に自分の技と知恵を加えてこなす作業・・・だんだん、自分がいわゆる「鬼軍曹」と化しつつあることに気付く。

俺は元々非力な人間だった。だが、多くの出来事がこの非力さを支える力をもたらしてくれたようだ。そして、そこに加わる大きな支えがある。

余談

女の子が多くいる職場で、堂々と我が相方のことを口にする。今の俺の心象がそうさせる。確かに一度は俺を裏切ったが、それでも俺の相方は俺にとっても誇れる奴だということだ。

*1:造語ではあるが、今の立場を表すのには適切だと思われ。

*2:冷蔵庫、タンス類、洗濯機、テレビなど大物。