ガンパレをがんばる。

その後、我らがたかちゃんはカトラス二刀流の鬼となりました。超人オニトナー・レイ。*1歩く・すり足と斬撃系コマンドの組み合わせで、目の前の相手*2の攻撃をもすいすい回避する様は、まるでヤンマーニガン=カタの世界である。実際やっていると分かる。相手の攻撃の方向を紙一重で避けるという技が、戦術シミュレーションで再現されているのである。*3
で、森と恋人関係成立はいいんだが、なんつーかソニーチェックが通った理由が分からないような台詞満載なので笑える。とりあえず全員やってたらページも足りないし、そもそもちょっとググれば台詞集くらい見つかるので、森を例にしてちょっとピックアップ。

森を例にした「アレっぽい台詞の数々」

「にやけないでください。私は今、いじわるな人とつきあっていることを後悔しているんですから。」

非常に意味深である。何が「いじわる」なのだろうか。

「二人きりのときにしてください。・・・他人に、変な顔をしているところを見られるのは嫌です。」

割と普通、に見えるが、二人きりのときに見せる表情ってナニをしてるところの話ですかね、といらん妄想をしてしまう猛者もいらっしゃるでしょう。
そして極めつけはこれ。

「そこ、うるさいですよ。学校に私事を持ちこまないでください。どーせ世間体仮面女です。・・・もう部屋に入れてあげないんだから。」

分かるだろうか?「もう部屋に入れてあげない」んですよ。逆に言うと、それまでは部屋に入ってたって話ですかね。プレイ中は朝の朝礼あたりから始まって、夜になり一日(仕事やトレーニング)に疲れて帰る=一日の終了までキャラを操作するんだが、その後を想像させるエロティシズム溢れる台詞回し。ステキだ。

ガンパレでは日常的に「プレイヤーの想像力をくすぐる台詞」が飛び交っているのだが、男女関係を匂わせる台詞もお手の物。そういうイベントもない*4のに、あたかも何かありそうな意味深な台詞がその辺に転がっている、恐ろしい脚本センスである。

まぁ、森精華の場合はまだライトな方で、これが他の連中になるともう多彩な台詞が右から左から。いや、本当に。直接的じゃない分かえってネタにしやすいんで、プレイして笑って欲しい。

俺ぁファーストマーチで舞姫*5の台詞見てひっくり返ったよ。

というわけで

また戦場へと向かうのである。目指すは1戦闘2ケタ。両手カトラスで修羅を見せてやりますよ。
つーか、本当に強いな、改良新型。
というより、このゲーム、戦闘の内容が非常に細かく良く出来ていて*6、無茶な戦闘でも勝利する方法がどこかにちゃんとある。それを編み出すのはもちろんプレイヤー自身!
戦闘については、アルファ・システムのオフィシャルサイトの「ガンパレードマーチ」の欄の奥深くにある「デモンストレーション」の中に、その一つの頂点が記されている。
今からでも遅くはない。2000年から数年間、間違いなく最強の性能でプレイ出来たゲーム、やらない手はないはず。

*1:読むと分かるように「鬼となれぃ!」という意味。

*2:本当に目の前、という間合い。

*3:実際それを実践するには常に周囲の相手の向いている方向をチェックする必要があるのだが、逆に言えばそれらを冷静に見て「歩く」や「すり足」を使うことで「相手の攻撃を外すような移動」が出来る、という面白いもの。

*4:ガンパレエロゲーでもギャルゲーでもないので。

*5:芝村舞(声:岡村明美)。世界最強の一族、芝村家の末姫。天才的で強くて物言いも非常に偉そうだが、実はウブ。森をも上回る超ツンデレ系ヒロイン、と言いたいが、舞はヒロインではなくヒーローなので注意。ある意味ガンパレの顔。

*6:実際には戦闘のみならず、日常シミュレーションの方も出来がいい。そして面白い。やっていると自分以外のキャラにとても親しみがわく。いや、だからさ、俺をそんな色っぽい目で見るなよ男同士なんだからさ(汗