「ケロロ軍曹」

土曜朝の頃や原作に比べると毒というか殺伐とした空気が薄くなったケロロ。まぁ人目に付きやすい時間帯になった以上はな。それを考慮しない方がおかしいんだよな、考えてみれば。*1
それはいいが、ED「勝手に侵略者」、俺は結構気に入っている。なんかこう、明らかに1970年代くらいの世界観でできてるよな、これ。前シーズンの初期EDとして有名なダンス☆マンの「アフロ軍曹」も凄まじいものがあったがな。*2「クラブ」じゃなくて「ディスコ」の時代の世界観を模倣している、というか。「アフロ軍曹」といい、「ケロロ」では慣例なんだろうか。
しかしEDムービーはやりすぎだ(笑)何気に飛んでる戦闘機がF86もどきだったり、映画フィルム特有の縦線ノイズだったりな。要するに怪獣映画。
レトロなヴィジュアルイメージを現行技術で表現するなんてのはもうすっかり使い古されてる気もするが、アフロに白ジャケ、パンタロンのトラボタルもどき*3が怪獣ばりに闊歩するという絵面の馬鹿馬鹿しさはありがちでも好きだ。
再び曲の話に戻るが、つくづく暑苦しいのが味になっている。「アフロ軍曹」は何しろあんななんでネタとしての威力が先立つ(悪く言えばインパクト勝負の一発ネタ)が、「勝手に侵略者」はネタと言うよりディスコサウンドへのオマージュという印象の方が強い。歌詞はともかくメロディは「アフロ軍曹」よりかっこよくなってる気がする・・・というのはひいきですかね?

♪うまくいかないなら、それは「坊やだからさ・・・。」は明らかにアレですけどね。謀略に散った若者を国葬ですかい。

*1:一概には言い切れない部分もあるが。

*2:関係ないが「♪アフロ軍曹はアフロ」というあの歌詞の文法に従うならば、ゲームマニアはゲームだし、ホテルマンはホテルだろうと思うのは俺だけではあるまい。

*3:あえて「トラボルタ」とは言わない。なぜなら俺は「ハッチポッチ」ファンだから。