後記というか覚え書き

引越後で読み返したい「青の騎士ベルゼルガ物語」。
ちょっと自分の中で再燃してるもんで。誰が何を言おうとパイルバンカーのオリジンはボトムズで、パイルバンカーを神格化させ崇拝者すら生んだのは他ならぬ本作である。それは間違いない。そして数あるロボット物の主人公の中でも五指に入るほど凄絶な運命を生きるヤツ「ケイン・マクドガル」の戦いには今もなおファンが多い。撃ち貫け。

キラ・ヤマトくらいで「切ない主人公」などと抜かす奴はまずこれを読んでから言ってもらおう。恩人、恋人、仲間を失い、片手片足、片方の目を潰され、果ては脳にまでダメージを負いまともに喋ることも出来ない・・・それでも戦った誇り高き一匹狼の伝説である。