今週の「アムドライバー」/ロシェットの逆襲!

先週もなかなか凄まじい展開でニルギースの過去を描いてたわけだが、今回は・・・これまでで1、2を争う悲劇的な話。
前半はラグナとシシーのデートを通して二人の気持ちのつながりが描かれる。で、後半はロシェットとKKが新型装備「バグブレイム」で強襲してくるんだが、ロシェット率いるバグシーンの一群を退けるための煙幕弾が、ランチャーへの被弾で作動しない!それを手動動作させるためにシシーが出ていくことに。手動で煙幕弾を発射して一安心のシシーにロシェットがなおも迫る。が、ネオクロスバイザーのキャノンがロシェットを吹き飛ばす!抱き合うラグナとシシー。

正直、「機動戦士ガンダム」のミハルのエピソードみたいなもんかと思った。煙幕弾発射時に何かに巻き込まれたりして、それでシシーが死ぬんだと。でも違った。抱き合う二人を見て安心してました。シシーが死ぬのではないかという噂も以前からあったが、死なないということで確定ですな。よかったよかった・・・
視聴者(含む俺)がそう思った矢先、吹っ飛ばされたロシェットの銃口が二人を捉えた。それに気づいたシシーは、とっさにラグナを突き飛ばして・・・自分は胸を撃ち抜かれ命を落とすことに。

ラグナ絶叫!怒りのキャノン炸裂!
狂ったようにあざ笑うロシェットめがけ怒濤の連射!KKに救出されてロシェットは逃れ、ピュアム一行は失意に沈む・・・


今回は濃密な展開だった。思わずラグナ怒りのキャノン連射に感情移入してしまったよ。そりゃキレるってよ!あと、キャノン連射のシーンにラグナを見守るジェナスやシシーの手を取ってうなだれるマリーのカットをはさむというのは、事態の重さを強調する意味でも効果的だった。時々こういう容赦ない展開で来るから侮れないんだよ、アムドラは。
結局、「ガンダム」で言うカイとミハルのような展開であることには変わりないな。形は少々違うが。次回はラグナがブルーになるもよう。あれ?セラはどうなったんだろう?このまま終わらないだろうなオイ?
それにしても、どこまでも視聴者を仰天させるな、本作は。しかし今回はネタも満載だったが、それに言及する気になれない・・・いや、シャシャ出番ないとか吹っ飛ばされるロシェ公の三白眼ぶりとか凄いネタが豊富だったんだけどさ。ロシェ公はいよいよキチガイ悪党としてのキャラが定着したな。
とりあえず、今日のアムギア紹介はタフトのネオジャケット。恒例の特殊パラメータは「本当は子供好きMAX」。でも、今回は重いっすよ。シシーに黙祷。

次回予告で気づいたんだが、「シシー・クロフト」ってのは芸名かなんかか?予告では「シルヴィア・クラフトン」になってたからさ。セラ・メイも正しくは「メイナード」らしい(兄のフルネームが「ジョナサン・メイナード」なので)し、なんかそういう「名前を略する」表記が存在する世界なのかもしれない。